- 仕組みの基本 -

■はじめに
台北の市區公車(市バス)は基本的に「聯營」という仕組みをとっています。これは複数の一つの事業者(台北市)がすべての運営を行うのではなく、複数の事業者が分担して運営を行うものです。

停留所の様式や料金の支払い方法は統一されており、利用者は事業者間の違いを意識しないで済むようになっています(違いがわかるようになるとマニアです)。
よってここで解説する内容はどの会社のバスに乗っても当てはまりますので心配はいりません。

(時々市バスに混じって各バス会社独自運営の路線が混じって走っており、それは料金体系が異なる場合があります)


■基本は「段」
台北のバスを理解する鍵となるのは料金の支払い方法。複雑で外国人はおろか地元民にもわかりにくいとされるその料金収受方法(個人的にはそうは思わないのだけど、実際バスの乗り方がわからないという台湾人は非常に多い。そういう人はバイクを使って移動する)を理解すれば一番の難関をクリアしたようなものです。

さて、料金の基本となるのは「段」です。マニア用語(?)でいうと「ゾーン制」となります。
一つの路線をいくつかの区間に分割し各区間内は均一料金とするもので、日本の大都市でみられる均一料金制の路線を何本か繋げたものというとわかりやすいでしょうか。

各「段」の料金は均一で、2007年11月現在大人と學生・軍人・警察官は15元、老人と子供は8元です。
ただし學生・軍人・警察官は悠遊カード(後述)を使用すると12元に割引されます。
なお、おつりは出ませんのであらかじめ小銭を用意しておくのが肝心です。

といっても直感的にはわかりにくいと思いますので、次章で具体例を挙げて説明をしたいと思います。

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